ティファニー大幅値下げ 円高差益還元？

米高級宝飾品大手のティファニーは本日１１日から、日本国内で販売する指輪、ペンダントなどの宝飾品や時計などほぼすべての商品を平均約９％値下げするんです。ニュースでは円高・ドル安で輸入コストが下がったためで、冷え込む高額品消費を盛り上げたい考えと言う話です。 　ティファニーの全世界の売上高は昨年１１、１２月、前年同期に比べ２１％減少。アジア・太平洋地域も２％減だったが、日本国内は昨年１１月の約６％の値下げや店舗改装効果などで５％増と好調だったということですが？。 　金融危機以後、高額品の売れ行きに急ブレーキがかかったことや円高を受け、欧米の高級ブランド各社は１１～１２月、相次いで日本での販売価格の値下げに。フェラガモ・ジャパンは婦人用バッグや靴などを約１割、ルイ・ヴィトンは腕時計、靴などほぼ全商品を平均７％。クリスチャン・ディオールもバッグや財布などの革小物などを平均８％値下げしたのです。 　再値下げについて引き続き検討していくということは、特に高額品消費がしぼむ中、各社とも限られたパイの奪い合いで値下げの動きが他の高級ブランドに広がる可能性もあるのではと、会社で談義。見栄を満足という点では高いから高級品なわけで、安かったら魅力があるのかというと、むずかしい問題です。

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