大樹君を救う会 松原勝久 会長さんの活動実る [大樹君を救う会]
全国の救う会と国会に乗り込んだ、氷見ロータリークラブ代表の松原勝久会長さんが中心となって活動している 「 大樹君を救う会 」 の想いと苦労の活動が実り、臓器移植法案が衆議院で可決されました。
先日も会社で講演をされた 大樹君を救う会代表の松原勝久さんは、改正A案の説明をわかりやすく述べていただきました。B案C案は逆行、衰退、D案なら小さな一歩、A案なら大きな一歩と語られました。A案は、脳死となった患者のご家族が、治療を希望すればそのまま、保険適用で治療が受けられる事を含み、人道的対応配慮は整っているということで、一部のマスメディアの報道にも危惧されていました。
わたしも移植法A案調べてみました。
◆中山太郎・元外相 13年前、(脳死を人の死として臓器移植を認める)最初の法案(中山案)を出した時は、参院の修正が、日本では移植ができなくなる原因になった。この状況の打破のため、新しい法案を出した。(現行法では)国内での提供もなく、海外渡航もなくならない。人道的な問題だった。この法案が通れば、死を待つ人を助けられる。(衆院通過は)感無量だ。ようやく日本も世界水準で移植ができる、安心できる国家になる。
◆山内康一・自民党衆院議員 自民党はかなりA案でかたまっていた。(意外な賛成者は民主党前代表の)小沢さん。つい頭を下げてしまった。民主党の上のほうが入れてくれた。(参院では)本質的に譲れないところを残してくれれば、多少の修正は国会対策上仕方ない。譲れない部分は、家族の同意、子供への移植の道を開くことだ。
◆細田博之・自民党幹事長 移植を待っている人の数が非常に多い中で、実例が80例しかないこと、国際的な規制の動きもあることを考えれば、命を助ける見地が大切であるという意見の人が多数を占めた。解散になると廃案になる。また振り出しに戻ってしまう。これは望ましくない。早く決めることによって(移植を)待っている人に朗報であることが望ましい。
◆岡田克也・民主党幹事長 この法律が出来て以来、なかなか臓器移植が進まない現状がある。可決は、その危機意識が国会議員に共有されていたということ。参院で国会会期の中で、きちんと答えを出してもらいたい。A案がすんなり可決されるのは難しいと思っていたので、その場合はD案でも賛成しようと考えてきた。A案ですんなり決まったのは予想を超えるものがあったが、すっきりした答えが出たのは喜ばしい。 ということでした。「ようやく世界水準」になるのでは。 松原会長さんと大樹君を救う会の方々に伝えたいです。本当に御苦労さまでした、良く成し遂げられたと感動しています。
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